大学職員と公務員どっちがオススメ!?元大学職員が徹底解説
大学職員か公務員になりたい!!
・民間企業の出世競争に疲れた…
・営業ノルマがきつい。
・コロナ不況でボーナスカット
このような理由で
大学職員や公務員になって
安定した生活を送りたい!!
そう思う方も多いのではないのでしょうか?
でも
なるなら公務員と大学職員どっちがいいの?
この記事では、
元大学職員で父が公務員である私が
大学職員・公務員
それぞれのメリット・デメリットを解説します。
結論ですが
大学職員を辞めた私の意見ではありますが、
大学職員をオススメします!!
~大学職員のメリット~
①簡単な仕事で上場企業クラスの年収
大学職員は公務員比べて平均年収は高いです!
また、人気大学になればなるほどその差は大きくなり、私が勤めていた地方の中堅大学でさえも公務員よりも給与が高かったです。
大学職員時代の給与やボーナスはこちらの記事に記載しています↓↓
私大職員の年収ってどのくらい?~給料/ボーナス大公開~ - 大学職員辞めました。
その上仕事内容も
ノルマや残業も無いため
ストレスも少なく
簡単な事務作業が多いため
仕事は簡単な割に給料が高い
という最高の条件でした!
大学職員時代の仕事内容はこちらの記事に記載しています↓↓
大学職員って本当に楽なの?実際の仕事内容を大公開! - 大学職員辞めました。
②法律上副業ができる
大学職員は、職員規定により
副業禁止(OKだが理事長の許可が必要)さとれている所が多いと思います。
しかし!
民間企業である以上
法律上副業を禁止する事はできません!
なので
副業をやっても本来問題はありません!
最悪ばれても法律上裁かれる事はありませんので、
バレない程度にどんどんチャレンジする事をオススメします。
~大学職員のデメリット~
①閉鎖的人間関係
大学職員は待遇は公務員に似ているため準公務員と言われることもありますが
あくまで
学校法人という民間企業です。
なので出世競争が無いと言われていますが、
法人幹部(会社における社長や取締役)に目をつけられて嫌われれば、
一声で左遷のような人事異動
昇進の目をつまれる事もありえます。(少なくとも私のいた大学はありました)
営業の成績などない以上
人事評価をされる仕事は無く
気に入られるためには
付き合いよくイベントなどに参加して
”ゴマすり”
しかありません。
なので入った大学の職場の雰囲気が合わなけば
定年まで同じメンバーで過ごすのは苦痛かもしれません
私が大学を退職した理由はこちらの記事に記載↓↓
定時上がり 年3回ボーナス 超優良ホワイト企業の大学職員を辞める理由 - 大学職員辞めました。
②閉校(倒産)の可能性も少なからずある
先ほども記載した通り大学職員はあくまで民間企業です。
なので大学が
閉校(倒産)
すれば職を失います。
(※大学職員からの転職はかなり厳しいです)
大学職員からの転職を試みた結果↓↓
アラサー大学職員が転職を試みた結果。 - 大学職員辞めました。
少子化が原因で実際に閉校している大学もあるので
大学職員だったらどこでも良い
という考えは危険でしょう。
しかし
私は、少子化の影響で大学が
閉校になる確率は、
かなり低いと思っています。
なので過剰に心配する必要はありません!
大学経営のこれからについてこちらの記事に詳しく記載しています↓↓
大学職員って安泰なの? 少子化の影響は? - 大学職員辞めました。
~公務員のメリット~
①絶対的安定
公務員の絶対的魅力はなんといっても
安定!!
これにつきます。
公務員は、民間企業のように倒産することは無く、
自分が犯罪をおかしたり
よほどの事をしない限り職を失うことはありません。
②人ではなく国、市町村に雇われている
公務員は上から下まで全員が
国や市町村に雇われた被雇用者という
同等な立場です。
なので
・付き合いが悪いから。
・態度が悪いから。
このような個人的な感情で
左遷のような可能性は低いでしょう。
たとえ配属先の上司と馬が合わなくとも
人事異動で新しい上司と上手くいく。
このようなケースも多いようです。
逆に
今まで楽しかったのに
新しい上司と合わない・・・
こういった
はずれくじを引く可能性が定年まで続きます。
~公務員のデメリット~
①法律上副業ができない。
副業ができないのは、公務員にも限らず
私が勤めている会社も一緒。
そう思われるかもしれませんが
本来企業は、
就業時間外を制限する事はできません。
なので法律上は、
副業する事は問題ありません。
また近年は、
そもそも副業を禁止する会社も減ってきています。
しかし
公務員においては、
法律で
副業は禁じられています。
なので仮にバレた場合は、
何らかの処罰、最悪の場合懲戒処分で職を失うこともありますので
こっそりでも副業をすることは、オススメしません。
リスクが大きすぎます。
②海外旅行等の申請が面倒
公務員は、ルール上海外に行く場合は、
下記の情報を書いた
申請書の提出が必要です。
・旅行先
・旅行の期間
・旅行の目的
・宿泊するホテル名
・旅行中の緊急連絡先
面倒ですが申請を許可されない事は
ほとんどありません。
私も小さい頃家族旅行で海外に何度か行きましたが、
問題なく申請が通っていたようです。
ただ休日のスケジュールをわざわざ報告するのは、
プライベート知られるので
それが嫌な人はかなりストレスだと思います。
~まとめ~
大学職員と公務員の
メリット・デメリットをいくつか紹介しましたが、
冒頭にも記載しましたが私は、
大学職員をオススメします。
理由はなにより
給料が高く
リスクが少なく副業をする事ができることです。
共働きが当たり前の現代で、
公務員だけの給料所得で
余裕のある暮らしを求めるのは、かなり厳しいと思っています。
しかし
公務員は法律上
給料以外の所得を安定的に得る事は厳しいです。
これから先、
物価の上昇などが起きた場合は、
さらに生活が困窮していくことが予想されるため
リスクケアのためにも私は、
大学職員として勤め、定時で帰宅し
終業後に副業で収入を増やす
この生活スタイルが本当の安定を手に入れる方法だと思います。