大学職員って安泰なの? 少子化の影響は?
大学職員は将来安泰?
大学職員は仕事も楽で安定しているのか?
大学職員の仕事内容は、
他の民間企業に比べて比較的ストレスの少ない仕事だと思います。
仕事内容についてはこちらの記事に記載↓↓
大学職員って本当に楽なの?実際の仕事内容を大公開! - 大学職員辞めました。
また
コロナ禍の世界的不況で
ボーナス無しの企業が続出する中でも、
ボーナスカットされることなく満額支給されました。
総じて楽で安定していると言って
間違いは無いとお思います。
では、世間では言われている
少子化の影響は
大学にはないのでしょうか?
結論!
大きな影響は無いと思っています。
その理由を
元大学職員である私が解説します!
少子化による影響
日本が抱える避けられない問題の一つである
今現在(令和3年)の18歳人口は、
約114万人と言われており、
令和22年には
88万人に減少する
と言われています。
学校は、学生あって成り立つものなので、
追い風とはお世辞にも言える状況ではないようです…
それでは、
大学のこれから先は、
安泰ではないのでしょうか?
大学進学率の上昇
少子化によって現実問題で
子供数が減っているという事実はありながらも、
大学職員が今も昔も
安定で勝ち組と言われてきたのには
理由があります。
それは、大学進学率の驚異的な上昇です。
具体的な数字を挙げると
◆平成元年
18歳人口 約201万人
大学進学者数 約48万人
大学進学率 約24%
◆令和元年
18歳人口 約117万人
大学進学者数 約63万人
大学進学率 約54%
18歳人口が約30年で40%減少しても、
大学進学率が224%増加しています。
これが少子化が進む中でも
大学職員の給料が減ることなく
今も昔も安定と言われている
カラクリです!
これから先も安泰なのか?
では、これから先も人口が減り続けても
同じように進学率が上がり続けるから
ずっと安泰!
そう予想されるのか?
大学進学率は
18歳人口のように予想できる数字ではなく
社会情勢などで大きく左右するため
予想が難しいです。
株や為替のように
正解は誰にもわからないので
自分自身で予想して判断する
しかないと思っています。
考察・まとめ
18歳人口は減少は続き、
進学率の推移は予想できない大学にとっては、
追い風とは言えないが衰退するとも言えない業界だと思います。
しかし
18歳人口の減少は、学校・教育業界だけへのマイナス要因ではなく、
日本すべての業界にマイナス要素であるため
「少子化だから大学(職員)はこれから先、安泰ではない」
よく言われるこのような意見は
私は、
偏った意見であり
信憑性は低いと思っています。
しかし
近年閉校している大学も実際に出ているため
一概に否定もできない意見でもあります。
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