定時上がり 年3回ボーナス 超優良ホワイト企業の大学職員を辞める理由
大学職員はホントにホワイト企業?
・大学職員を辞めるなんてもったいない。
・大学職員以上に楽な場所はない。
こんな事を何十回、何百回と言われてきました。
私は、新卒から6年半私立の大学職員として
勤めましたが、
多くの人が思う
「大学職員は楽勝」
この大学職員へのイメージは正しいのでしょうか?
正しいです・・・。
いわゆるめちゃくちゃホワイト企業です。(笑)
それなのに
なぜ私が大学職員を辞めたのか?
理由を解説します。
大学職員を辞めた理由①
閉鎖的環境
私の勤める大学は、
地方という事もあり
良くも悪くも
強く地場に根付いた環境でした。
また仕事の性質上所得格差もないため、
居住地はおのずと近郊に集まり
業務内に限らずプライベートでも
関わることが多くなりました。
仕事もプライベートも
同じコミュニティーで日々を過ごしていく中で
「今後定年までこの同じ生活が続く」
そう考えると・・・
正直怖さを感じました。
大学職員を辞めた理由②
生産性のない無限ループ業務
大学職員の業務は、
基本的に前任者のマニュアルに従い
1年の年間スケジュールにそって行う業務です。
(※数年に一度システムの改修等イレギュラーな業務もありました。)
業務量は、配属される部署によりますが
私の感想は所詮”事務職員”
であるため大きな生産性を生むことは少なく、
上司はトラブルが無く1年を終える事を求めているため
改革を求めておらず
先人の教えを守り
人事異動があるまでひたすらに
ルーチン業務をループする毎日でした。
※前半にも記述しましたが、世間のイメージ通り業務は楽です。
しかし
・スキルが一切身につかない
・自分がやろうがやらまいが大きな変化が起きない
そんな無限ループ業務をこなす日々は
ある意味で苦痛だったのかもしれません。
大学職員を辞めた理由③
あくまで民間企業
私立大学大学事務職員は、
世間では準公務員
と言われており
給与や福利厚生は非常に安定しています。
しかし
公務員との大きな違いは、
あくまで民間企業であることです。
当たり前の事ですが、
民間企業である以上
確実に未来が保証されている訳ではなく
何より大学によりかなり格差があります。
※これから先少子化が進む事でさらに格差が大きくなると予想されます。
私の勤めていた大学は
100年近くの歴史があり
地域に根付いた大学で安定はしていましたが、
少子高齢化が進む中で
「何か対策しなければ。」
と口では言っているものの
「私たちの大学は、大丈夫」
そんな空気の漂う職場環境。
地域に根付いた風土で
外部の人間を拒絶してきた事により
経営知識など皆無の人間が経営する状況。
このような状況で、
10年後に全くスキルのない状態
でいることにとてつもない不安を感じました。
以上が私が転職を決めた理由です。
おわりに
私も転職をする際は、
今の楽な環境を失う事にとても恐怖を感じました。
でも今私は
一切後悔していません!!
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