大学職員・地方公務員は持ち家と賃貸どっちがお得!?新ローン控除制度で徹底比較
転勤がなければ持ち家がお得!?
大学職員(地方公務員)で
県外への転勤もないから家を買う。
このように思う方も珍しくないと思います。
でも
2022年より住宅ローン控除が変更になって
実際どっちがお得なの?
結論!!
何を求めるかによるので
どちらがお得という事は
言い切れません!!
今回の記事では、それぞれの
メリット・デメリットを解説します。
この記事を読んで
自分がどちらの選択が良いかの参考にして下さい。
2022年新ローン控除について
借入対象額:4000万→3000万円
期 間:10年→13年
控除額/年:1%→0.7%
最大控除額:400万円→273万円
このようにローン控除総額が
少なくなりました。
それぞれ
条件を仮定して
シュミレーションします。
持ち家・賃貸の支払い額
持ち家の場合
借入額:3000万
金 利:1%
借入期間:35年
月々の返済額
約8.5万円
総返済額:3556万円
固定資産税(仮):約年間15万円(35年で525万円)
ローン減税:年間最大21万(最大13年で273万円)
支払い総額:3808万円
※マンションの場合は、この他に管理費・修繕積立費がかかります。
賃貸の場合
家 賃:10万円
家賃補助(仮):2万7千円
差し引き額:7万3千円
支払い総額:3066万円
比較
今回比較した条件では、
35年間で
700万円以上の差額が発生しました。
この金額が
高いのか?安いのか?
それぞれのメリットデメリットを
ふまえて考えていきましょう!
持ち家メリット・デメリット
メリット
・賃貸と比較して月々の支払額以上のランクの家に住める。
・ローン完済後資産になる
・DIYや間取りなど自由度が高い
デメリット
・売りたくても売れない場合にローンだけが残る
・修繕積立や管理費がかかる
・ローン完済後も固定資産税はかかる
・未来の資産価値はわからない
賃貸のメリット・デメリット
メリット
・家賃補助が貰える
・急な状況の変化にも対応できる
デメリット
・永遠に資産にはならない
・間取りなど自由度が低い
・同じグレードならローン返済額より高い事が多い
まとめ
持ち家と賃貸それぞれのメリット・デメリット
を紹介しましたが
私の見解では、
離職率が低い
そして転勤もない
大学職員や公務員のような
仕事であれば
マンションや戸建てを購入するのは
良い選択だと思います。
しかし
・無理したローン返済額
・安いからと言って人気のない地域
こういった選択はリスクが大きいと思います。
理由としては、
一度無理したローンを組んでしまうと
なかなか給料が上がらない
良くも悪くも安定した職種なので
長期間ローン返済に追われた
苦しい生活になってしまいます。
結果として
返済が厳しいという理由で
家を手放す事になってしまっては
本末転倒なので…
そして
安いからと言って人気のない土地に物件を購入してしまうと
売却にも時間がかかり、売却後もローンだけが残る
そんな事になったら大変です。
住宅購入のリスクに関してはこちらの記事に記載しています↓↓
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